水谷茶屋を周辺マップ・アクセスガイド付きでご紹介。
水谷茶屋は、春日大社の北側、若草山と春日山の間を流れる小川のほとりに、かやぶき屋根がいい雰囲気を醸し出している茶店。「お店」なんですが、かやぶき屋根の雰囲気といい、まわりの自然環境といい、もはや立派な「名所」といっていいんじゃないでしょうか。
大正初期に建てられた建物を生かして、昭和23年から営業してるとのこと。営業中には、お店の前に赤いもうせんを敷いた床が出て、日よけの和傘が立ててあったりして、シャッターポイントとしても絶好です。
水谷茶屋周辺はもみじの名所。紅葉の時期には、赤や黄色に色づいたもみじの下に、落ち葉が積もったかやぶき屋根、赤い床と野点傘、その周りにはシカが歩いて・・・・・・という絵のように美しい景色が眺められます。そのほかの季節でも、春日大社境内の緑豊かなところに小川が流れる自然境は、季節ごとに絵になる風景を見せてくれます。
茶店には、奈良名物のわらび餅をはじめ、お茶菓子付の抹茶、団子などの甘いものやうどんなどがあります。こんな風流な茶屋でくつろぐひとときも、旅のいい思い出になるのでは。