春日大社を周辺マップ・アクセスガイド付きでご紹介。
興福寺・東大寺と並ぶ「奈良公園3大名所」のひとつ。奈良公園の一番東のはずれ、春日山のふもとの原生林に囲まれたなかにあります。石灯籠や釣灯籠が有名。
バスですぐ近くまで行けますが、できれば木立と石灯籠に囲まれた長い参道を歩いていくのがおすすめ。だんだんと森が深くなって、灯籠も立派になってくると、春日大社の建物が見えてきて、やがて鮮やかな朱色の南門に着きます。
中に入ると、正面にお参りする建物がありますが、ここからは本殿が見えません。拝観料を払うとこの先の中門まで行けて、国宝の本殿を見られます。本殿は、「春日造」というスタイルの同じ形の建物が4つ並んでいてユニーク。
南門から両側に、敷地を囲むように回廊があって、ここに有名な「春日釣灯籠(かすがつりどうろう)」がビッシリ釣り下がっています。その数1,000個とか。毎年2月と8月の「万灯籠」というイベントで全部に灯がともり、幻想的な風景が広がります。
春日大社の神様は、もともと茨城の鹿嶋神宮の神様。奈良に来るとき、白いシカに乗ってきたとか。それで、奈良ではシカが神様の使いとして大切にされてきたわけです。